ナルセペダルとは
TBSで放送していた「夢の扉」を見て感動した製品です。
この製品はナルセ ペダルといいます。車の踏み間違い事故。私は今までこんな事故を起こすのは運転技術に問題あるんじゃないの？と思っていましたが、人間は想定外のことが起きると体硬直し、思わずアクセルあっても踏み込んでしまうことがあります。ということは当然私もありえます。そもそもブレーキとアクセルを同じ踏み込むという動作をするのは車以外ほとんどないのです。バイク、電車、飛行機しかり。なので当然誤ってアクセルとブレーキを間違う可能性が高いのです。違う動作であればその可能性は当然低くなります。
踏み間違いを防止する方法として
答えは意外とシンプルです。ナルセペダルの成瀬さんは踏み込む動作はブレーキだけにする。ではアクセルは？ということになります。アクセルはブレーキペダルにかけた足を左に傾けることでアクセルが動作するものにしたのです。
仕組みは、通常のアクセル比較したものです。動画はこちら
図からもわかるように、踏み間違いがなくなると同時に、ブレーキの踏み込みも早くなるので、止まる動作をしようと思ってから、実際にブレーキを踏み込みブレーキが効くまでの距離(空走距離)が短くなります。
開発に十数年かかっての製品化です。成瀬さんは自動車メーカーに売り込み行きましたが、現在の常識を覆すことができませんでした。
でも、今運転のプロであるタクシー会社からの試験での一部の車に試験導入して、現在は耐久性を見て問題なければ本格導入になっていくでしょう。 タクシー会社も同様の危機意識を持っているとのこと。
久しぶりにすごい思った製品です。一日も早く普及して踏み間違いが一つでも減る日が来てほしいものです。
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