[映画]北のカナリアたち、さまざまなパズルが最後にハマり真相が見えてくる。

[映画]北のカナリアたち、さまざまなパズルが最後にハマり真相が見えてくる。 | ※※のマテリアル

北のカナリアたちを見ました。劇場は平日のレイトだったのですが、私含めて10人くらいでしょうか?ちょっとさみしかったです。

物語は吉永小百合演じるハル先生が、逃げるように学校去るところから始まります。
最初は理由がわからないのですが、物語が進むにつれ様々な解釈をし、最終的に明確になります。学校を去ってから20年後、ハル先生はとある図書館の司書を定年退職し、その後は温泉巡りをする予定でしたが、ある日ハル先生の家に警察が訪れます。理由は先生時代の教え子が 殺人を起こし、その教え子がハル先生の住所が書かれていたメモを持っていたためでした。その理由を探すため、学校を去ってから20年間交流をしていなかった教え子たちを訪れることになります。その間にハル先生の旦那さんが亡くなっていたり、普段近くで生活しているのに一度も言葉かわさずにずっとスレ違いの教え子たちの物語が交差し、その中で語られていく中断片的に20年前のことが明らかになっていき、最後にすべてつながるというものです。

私はこの中で良かったシーンは先程も書きましたが、近くで生活しているのにずっとすれ違っている教え子がハル先生の仲介で、仲直りするシーンです。
面と向き合い、宮崎あおい演じる結花が手袋つけたままの手を差し出し、勝地涼 演じる直樹が手袋をとり、肌と肌で握手をし、最後に抱きあい、結花が耳元で「好きです」と告白するシーンは一番ジーンと来ました。

大きなアクションシーンなどなく、どちらかと言えば静かに進んでいきますが、なんか良かったです。
きっとそんなにヒットすることはないと思いますが、見て損はないです。

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