重松清原作とんびを読んだ(若干ネタバレあり)

重松清原作とんびを読んだ(若干ネタバレあり) | ※※のマテリアル

最初のきっかけはドラマを見て

この本を知ったのは、日曜日午後9時 TBS系列で始まったドラマ「とんび」を見て、あとで知ったのですが、NHKでも去年やっていたのですね。もちろん出演者は違います。

このドラマを知ったのは、始まる前に沢山流れていた予告編です。

どうしようなく不器用な父が、ただ一つ、精一杯愛してくれた30年の物語

これを見て、見ようと思いました。
第1話リアルタイムでは見れませんでしたが、初回から、涙涙の感動モノでした。それで先が気になるもあり、このような心あたたまる小説が昔から好きだったのと、そのときちょうどKindleストアで、バーゲン対象だったのもあり、購入。

読み始めると、はまって夢中に

最初の方で母親美佐子が一人息子のアキラを助けるために犠牲になって亡くなってから、父親のヤっさんは不器用ながら一生懸命育てていく、最初の試練は物心着いたアキラが周りには母親がいるのに自分にはいない寂しさで、通っている保育園でトラブル起こすが、ヤっさんの周りにいる仲間たちが、母親はいないけど、俺達がいつもいるけんと慰めるシーン。小学校に上がり母親の死の真相を知りたいがヤっさんには気を使って内緒で周りに人たちに訪ね始めるけど、やがてそれがヤっさんの耳にとまり、思わずヤっさんを助けるために犠牲になって死んだと嘘つくところ(これは後ほどバレてしまいます。その時のエピソードも胸が熱くなってきます)、中学校では野球部の後輩に制裁としてバットでケツを叩きゲガをさせてしまい、その後輩の父親から退部を迫られるが、ヤっさんが必死で半ば強引に後輩の父親を説得するところ、高校では、東京の大学に進学するというアキラと不器用なヤっさんがぶつかり、アキラが卒業まで家を出て暮らすことに、でもその行為も、なかなか子離れできないヤっさんを本当に東京に行った時一人で大丈夫かを確かめるため行ったこと。東京の大学を出て、向こうで見つけた結婚相手が子持ちで年上でヤっさんはいろいろ言いたいことはあったけど、最後にはアキラが決めた女性だからええんじゃ認めるところ、その後アキラと奥さんとの間に子供できて、アキラは「初孫」だよいうが、ヤっさんはわしの初孫は連れ子の健介じゃ。アキラにはお前は生まれてくる子を一番にしてもいい。わしは健介を一番に可愛がるきにというシーンなど、かなり端折っているけど、読んでいて胸が熱くなるところ盛りだくさんで、基本電車内で読むことが多い私は、涙が出そうなるを必死でこらえるため、何度も深呼吸してました。
これを書いて、本の内容を思い出してるだけでも胸が熱くなってきます。本当に読んでよかった。また読みなおすと思います。

ここには書いてませんが、いっぱい名言がありました。それは是非本をみて確かめてみてください。

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