ヒミズを見た。

ヒミズを見た。 | ※※のマテリアル

見るきっかけ

先日見た映画「脳男」を見て、私の中で一目置くようになった俳優、染谷将太さんと二階堂ふみさんが出ている映画だったので、是非見ようと思いレンタルやに行くが常にレンタル中で、やっと借りることができ見ることができた次第です。

ちなみにヒミズとはもぐらの一種です

ヒミズの原作者は

知っている人は知っていると思いますが、あの「行け!稲中卓球部」を書いた古谷実さんです。「行け!稲中卓球部」はギャグ漫画で私が唯一電車内で読んでいて、あまりの面白さに吹いて笑ってしまった漫画です。普通電車内とかでは面白くても何とかこらえるのですが、あまりにも不意打ちで来たのでだめでした。それくらい面白い漫画です。

でもこの「ヒミズ」はギャグ要素は全くありません。ジャンルで言えばサスペンスでしょうか。漫画はホラー要素もあるみたいですが、映画ではそれは見られませんでした。

内容は

今まで平凡な日々を送っていた住田(染谷将太)、今まで蒸発していた父親が帰ってきたが虐待にあう、母親は母親で中年男性を家に入れ、挙句の果てにはその男性と失踪し、天涯孤独の身になる。その後も父親が度々家に訪れるが金をせびりにくるだけ、ちょっとでも逆らうと虐待を受ける。ある日そんな父親にキレ、殺害してしまう。
今まで平凡を日々を送ることを望んでいた住田だけど、そんな生活を諦め悪いやつを殺すべく夜の街を徘徊するけど、なかなか殺すことができない。
そんな中、中学校の同級生茶沢(二階堂ふみ)度々、住田の家に訪れいろいろおせっかいをする。そんな茶沢は実は住田のことが好きで家には住田語録なるものが部屋中に貼り付けられている。

感想

一目置く俳優さんの演技さることながら、一人の平凡な人生を望む男性が少しずつ壊れていいくさまにリアリティーがあり2時間強ありましたが、あっという間でした。やっぱり常軌を逸した演技は染谷将太さんうまいですね。二階堂ふみが演じた役もある意味常軌を逸した役でしたが、うまく演じてられた感じがします。あとで知ったのですが海外でも高い評価とのことで頷けます。是非原作の漫画も見てみたいと思います。映画では出てこなった。住田にだけ見える怪物がどんなのかも興味ありです。

どうでもいいこと

「行け!稲中卓球部」から想像できないくらい暗いストーリーです。でもこの作品を見ていると原作者は本当はこのようなシリアスなものを書きたかったのかと思います。その後の原作者の作品を見てみても、その後ギャグ漫画は一切描いていません。
ちょっとヒミズ以降の作品も見てみます。

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