舟を編むを見てきた。

舟を編むを見てきた。 | ※※のマテリアル

“右”を説明してください。

映画は始まって、いきなりの質問。
これを聞いて改め、人って言葉を感覚で感じている部分が多くて、いざ言葉にして説明してくださいというと、すぐには言葉はでてこないものです。
今回の”舟を編む”はそういったものを言葉表現している。辞書を作る物語です。
ちなみに、映画上では数字の10を書いた時、0側を右という説明でした。

辞書は常に更新している

言葉が日々変わっていくのと合わせて、辞書も更新していく必要があり、新しい言葉を記録することを”用例採取”といいます。映画では用例採取が結構連呼されている部分があり、時に場内笑いがでるところも

辞書を新たに作るのにどれくらいかかるか?

答えは10年〜20年、物によってはそれ以上かかるとのことです。
誰もが一度は触ったことがある、辞書。実際に使う人が調べるのはほんの一部です。でもそのほんの一部が見つからないことがないように、本当に沢山の用例が掲載されています。

内容は

松田龍平さんが主人公の馬締を演じきれていたとことです。今までの感じでは言葉数は少ないが大胆なことをする役が多かったですが、いままでとは違った感じなので、それも意外性があって楽しめるのでは、内容は延々と辞書を粛々と作っていく中で、宮崎あおいさん演じるかぐらに恋文(映画内でもそう表現)を送る際に主人公らしい方法ととり、これも場内の笑いをとっていました。静かに進むストーリーでしたが、満足度は高く、原作も是非読んでみたいと思いました。ちなみにこの原作は「まほろ駅前多田便利軒」を書いた三浦しをんさんです。

舟を編む
by カエレバ

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